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2006年8月撮
 国道243号線沿いにある温泉付きのペンション。牧場跡で平成6(1994)年に掘削を始め、翌年、深度1,116mで温泉掘削に成功。平成13(2001)年11月、苦難を乗り越えて「ペンション クローバーハウス」の開業にこぎつけた。当時の看板は西春別温泉となっていた。
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2021/5/5撮
 平成20(2008)年に公衆浴場許可を受けて銭湯料金になる。同じ頃、看板が西春別温泉からクローバーハウスに張り替えられている。

・参考資料
「500円以下で入れる北海道の名湯・秘湯・露天風呂」(本多政史著)
「北海道地熱・温泉ボーリング井データ集1991〜1995 」(北海道立地下資源調査所)
「北海道地熱・温泉ボーリング井データ集及び索引図DVD統合版」(北海道立地質研究所)

◇基本データ
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玄関入り口でスリッパに履き替え入館する。

■別海町西春別95、入浴料:大人450円、日帰り営業時間:11時~21時 

公式HP



◇レストラン
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 1階のレストラン。スリッパで入館する。
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 メニュー表。ライスメニュー、セットメニュー、麺類など。
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ボリュームのあるチキンカツ(1,100円)を食す。

■浴場(男湯)
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突き当りの脱衣所。貴重品ロッカー(無料)は受付横にある。

◇温泉分析書(脱衣所掲示)

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2021/5/5撮
令和2年8月6日に作成した温泉分析書(太平洋総合コンサルタント株式会社)。泉温:41.8℃(気温:25℃)、湧出量:123 ℓ/分(動力揚湯)、pH値:8.2、溶存物質:1.621g/kg、成分総計:1.621g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性温泉)(旧泉質:名含重曹-食塩泉)、腐植質10.1mg/kg。

◇温泉成分に影響を与える項目
 4項目該当なし、源泉かけ流し(保健所確認シールあり)

◇内風呂(男湯)
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 タイル張りの浴室に主浴槽、水風呂、サウナ配置。シャワー付きカラン10台。シャンプー、ボディソープあり。
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 カランにも源泉を利用している。

・主浴槽
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 不透明のコーヒー色。湯口管から約30ℓ/分注湯。知覚的には、微弱モール臭・微弱硫化水素臭、微弱塩味。湯の表面に白い気泡が広がっている。浴槽内では硫化水素臭が優勢。今回の分析機関の温泉分析では硫化水素イオン1.1mg/kg、腐植質10.1mg/kg検出されている。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。モール重曹系のぬるりとした浴感あり。
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2021/5/5、11時40分~12時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度41.6℃、pH8.18、ORP値は-321mvに収束した。
浴槽:温度39.7℃、pH8.30、ORP値は-150mvに収束した。

◇露天風呂(男湯)
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2006年8月撮
 草木が鬱蒼と茂る向こうに赤い屋根のサイロが見える。
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2021/5/5撮
 庭が手入れされて塀が見えるようになった。
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 不透明のコーヒー色。木を模した湯口から約30/ℓ分注湯。知覚的には内風呂に準ずる。湯の表面に白い気泡が浮いている。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。1分経つと肌にうっすらと気泡が付着する。モール重曹系のぬるりとした浴感あり。
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2021/5/5、11時40分~12時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度41.9℃、pH8.23、ORP値は-318mvに収束した。
浴槽:温度38.1℃、pH8.33、ORP値は-171mvに収束した。

・遊離残留塩素測定
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2021/5/5、12時頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.00ppmとなり、遊離残留塩素の未検出を確認した。

◇電位-pH図
キャプチャ
算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあり、温泉の鮮度は良好である。 

・主浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.3)×1000=449.9 
AI(△)=449.9-46≒404