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 ニセコ大湯沼の公称湧出量は約1000ℓ/分と云われ、町営の「雪秩父」をはじめ、「ちせの湯(現・月美の宿 紅葉音)」、「ロッジチセハウス」(閉鎖)、「ペンションアダージョ」などに引湯されている。
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 昭和42年開業の「国民宿舎 雪秩父」は建物がやや老朽化して、お世辞にも立派とは言えないが、1泊2食付で6,700円(オフシーズン平日5,500円)の格安料金で泊まれる。朝から日帰り入浴可能だが、清掃・湯張を見ながらの入浴となることが多い。

平成26年3月31日をもって閉館

◇基本データ
■蘭越町字湯里680番地、入浴料500円、9時30分~20時、

◇温泉分析書(休憩室掲示)
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画像左:(通称)鉄鉱泉・温泉分析書、画像右:(通称)硫黄泉・温泉分析書
 通称、鉄鉱泉と硫黄泉があるが、泉質上は両泉とも単純硫黄温泉(硫化水素型)。両泉とも溶存物質計が1g/kg未満なので塩類泉の条件を満たしていない。通称・鉄泉は総鉄イオン20mg/kg未満なので、泉質上は含鉄とならなかったようだ。

◇温泉成分に影響を与える項目
 当館の湯表示には「源泉をそのまま利用した「加水なし」「加温なし」放流式、かけ流しの温泉施設です」(温泉分析書別表画像参照)とある。但し、補強すべき保健所確認シールには、「①加水、②加温、③循環(ろ過含む)及び④消毒処理(又は入浴剤使用)の4項目のうち該当する項目の表示について確認した」とある。追加4項目に該当しなければ「該当しないことを確認した」となるはずなので、湯表示と保健所の確認シールとの整合性は取れていない。水が流れ込んでいるので、加水と判断した可能性もある。
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倶知安保健所確認シール


◇内風呂(男湯)
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 硫黄泉、鉄鉱泉の2槽のみ。カラン10台(シャワー付き4台)。シャンプー、ボディソープ、檜泥炭石鹸あり。

・(通称)硫黄泉
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 乳灰白濁色を帯びた湯船に湯口から52.8℃(計測時以下略)、pH3.8(50℃に自然冷却してpH計測、以下略)の湯が注ぐ。知覚的には硫化水素臭臭、微弱酸味・微弱塩味。湯船の中ほどで、湯温41.5℃、pH3.3を計測。溢れた湯は湯縁切れ込みからオーバーフローしている。入湯時、源泉かけ流し状態。さらりとした浴感を堪能できる。

・(通称)鉄鉱泉
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 黄緑灰色の濁り湯に湯口から58.9℃、pH5.8の湯が注ぐ。知覚的には金気臭・微弱硫化水素臭、微弱金気味。湯船の中ほどで、湯温39.3℃、pH6.3を計測。溢れた湯は湯縁切れ込みからオーバーフローしている。入湯時、源泉かけ流し状態。

◇露天風呂(男湯)
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・ふれあいの湯
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  乳灰白濁色を帯びた湯船に岩湯口から55.8℃、pH3.2の湯が注ぐ。湯船の中ほどで、湯温43.5℃、pH3.0を計測。知覚的は内湯(通称)硫黄泉に準ずる。溢れた湯は湯縁切れ込みからオーバーフローしている。入湯時、源泉かけ流し状態。湯口の流量が多く全体的に熱めである。

・檜湯
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 乳灰白濁色を帯びた檜風呂に湯口から55.3℃、pH3.3のバルブ調整された湯が注ぐ。知覚的には内湯(通称)硫黄泉に準ずる。湯船の中ほどで、湯温43.8℃、pH3.1を計測。溢れた湯は湯縁切れ込みからオーバーフローしている。入湯時、源泉かけ流し状態。

・よぞらの湯
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 灰濁色を帯びたぬるめの寝湯。灰濁色を帯びた湯船に側壁から54℃前後、pH3.3の湯が微量注ぐ。湯船の中ほどで、湯温37.1℃、pH3.3を計測。溢れた湯は枕木の裏から排湯している。入湯時、源泉かけ流し状態。ぬるめなので長湯に向く。

・やすらぎの湯
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 円形のバブル湯だが、再訪時バブル装置は停止していた。通称・鉄泉の湯で淡黄褐色半透明。湯口から57.4℃、pH6.0のバルブ調整された湯が注いでいる。知覚的には金気臭・微弱硫化水素臭、微弱金気味。湯船の中ほどで、湯温41.7℃、pH6.4を計測。溢れた湯は湯縁切れ込みからオーバーフローしている。入湯時、源泉かけ流し状態。

・大湯沼の湯
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 大湯沼をイメージしたもので真ん中に岩湯口を配置している。灰濁色の湯色を呈している。岩湯口から55.1℃、pH3.3の湯が注いでいる。知覚的には内湯(通称)硫黄泉に準ずる。湯縁周辺で湯温40.8℃、pH3.0を計測。溢れた湯は湯縁切れ込みからオーバーフローしている。入湯時、源泉かけ流し状態。通称・硫黄泉の湯口のpH値が湯船のpH値より高いのは珍しい。通常は湯船のほうがいくらか高くなるのが普通だが、湯船の中で泥状の成分が沈下して上澄みを計測したことによるものか。

◇食事
 夕食、朝食とも食堂で取る。夕食は和食膳で食後にアイスクリームが付く。朝食は和食バイキングで約15品前後。
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