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然別峡砂防ダムを右手に見ながら山田温泉に通じる未舗装の町道然別峡峰越線を走行していくと、名の知れぬ橋の手前50m左に廃道がある。廃道を約50mほど進むと広い空き地に行き当たる。10年ほど前、ここには営林署小屋があったのだが現在は解体されて更地になっている。
![f1648190[1]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/3/a/3ae02e32.jpg)
廃道は二股に分かれているが、風倒木が邪魔をして事実上の通行止め。左の廃道を約50mほど歩いて行くと湯流れの跡に出る。湯流れ跡を追っていくと次第にぬかるみの湯流れが現れる。「マクペカの湯」はもうすぐである。
平成9年ごろまで「マクペカの湯」には湯桁があったというが、現在、湯桁は撤去されて跡形もない。
●平成16年6月探索
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湯流れを追っていくと、地中に埋まった黒いポリエチレン管から54℃の源泉が注いでいた。菅野温泉のパンフレットによると、泉質は単純温泉と出ている。かつて、ここには湯桁があったというが、撤去されて見当たらず。造り手と撤去する側(環境省、林野庁など行政官庁)の虚虚実実のめまぐるしい攻防の跡が窺える。
●平成17年10月探索
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平成17年10月、当地を再訪すると同じ場所からポリエチレン管が消えていた。辺りを探すと、約20m離れた倒木の裏に湯溜りがあり、緑藻が湯面を覆っていた。今年の春先にゴムホースを移設したのだろう。約1.5m×1.5m、深さは約30cmほどだろう。湯口で53.4℃、pH6.6、金気臭、金気味・微弱塩味を知覚する。湯口周辺を石で塞いで調整しているせいか、湯温は38.3℃とぬるめ、pH値7.3を計測。
●平成19年7月探索
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2年ぶりに再訪すると、黒いポリエチレン管が土中から引き抜かれ無造作に放置されていた。湯溜まりは緑藻で覆われ、湯底は泥状のヘドロが堆積している。
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釣り用のタモで泥を掬って清掃する。清掃後に持参したブルーシートを湯溜まりに被せて残りの泥が入り込まないように工夫。湯温が熱いので、黒いポリエチレン管を湧出口にあてて湯溜まりに入り込まないようにするがうまくいかず。
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![efd184a2[1]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/2/2/220eae3d-s.jpg)
湧出口で計測すると、53.9℃(計測時以下略)、pH6.6(50℃以下に自然冷却してpH計測)、金気臭、金気重曹味を知覚。湧出量は約30ℓ/分程度。湯溜まりの中で計測すると、49.6℃、pH6.9をマーク。
![44bd7b7c[1]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/c/0/c06f83ba-s.jpg)
流石に熱く足湯だけにしたが、薮蚊が多いので手足に数箇所刺される。晩秋に行けば湯温は低下するかもしれない。
●平成20年4月探索
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前年の探索時にあった湯溜まりは消失していた。鹿の足跡はあるので、湯浴みに来た鹿もさぞかし地団駄踏んで悔しがったことだろう。
![ca5c9c59-s[1]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/3/1/3159cec1.jpg)
![356632ed[1]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/a/6/a6bc654b-s.jpg)
記憶を頼りに湧出孔らしき箇所を放置されたパイプで掘っていくと源泉が滲んで湯が湧いてきた。パンドラの箱を開けた気分である。源泉は枯渇してはいなかったのだ。「マクペカの湯」を忘却の彼方に持って行こうとする埋めた者の強い意志を背後に感じて急いで埋め戻した。
●平成25年6月探索
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5年振りに現地に行ってみると、草が生い茂る中に湯溜まりが復活していた。湯温49.0℃、pH7.0。激熱で、しかも薮蚊が押し寄せてくるので湯浴みは無理である。上手の湧出孔から源泉が立ち上がっている。泉温53.7℃、pH6.4をマーク。
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