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 平成15(2003)年、川湯温泉駅舎に作られた足湯。駅前に新トイレが完成した時に旧トイレを改装して足湯ができた。始発から最終の列車の時間内で利用可能。

■場所:川湯温泉駅前1丁目1-18


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 木の枝には梟の置物が載っている。

◇温泉分析書
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平成21年1月20日に作成した温泉分析書(太平洋総合コンサルタント㈱)。泉温:63.2℃(気温:6℃)、湧出量:※ℓ/分(動力揚湯)、pH値:7.1、溶存物質:1.727g/kg、成分総計:1.916g/kg、泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:重曹泉)

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 湯船の周囲を丸太のベンチで囲み、真ん中に丸太のテーブルを配している。湯元の「ホテルパークウエイ」から引湯している。タオルは各自用意。
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 無色透明の湯。注湯量は約10ℓ/分。知覚的には、微弱塩味、ほとんど無臭。溢れた湯は排湯口から排湯している。平成21年に計測したときは、注湯量約20ℓ/分。湯口51.4℃、pH7.0、湯温45.7℃、pH7.3あった。
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 かなりぬるい。
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2020/12/13、12時45分~50分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度44.5℃、pH7.66、ORP値は120mvに収束した。
浴槽:温度35.8℃、pH7.32、ORP値は127mvに収束した。

・遊離残留塩素測定
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12時50分頃、浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.00ppmとなり、遊離残留塩素の未検出を確認した。

◇電位-pH図
キャプチャ
算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
還元系にあり、温泉の鮮度は良好である。

・足湯浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
 ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×7.3)×1000=496.9
 AI(△)=496.9-325≒172