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 大船下の湯温泉の湯小屋から上流に向かって歩いていくと大船川の川縁に源泉が何箇所か湧出している。一般的には「大船川の湯」と呼ばれている。数十m離れたところには湯小屋に引湯している源泉沼がある。
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 硫黄臭が立ち込め、崖の岩肌は析出物が硬化してできた石灰華になっている。
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 湧出地の泉源は何箇所か確認できる。石灰華周辺で泉温は78℃~82℃(6月19日計測時以下略)、pH6.8(サンプル採取し50℃以下に自然冷却後pH計測以下略)。知覚的には、硫化水素臭、微弱塩味。源泉は糸状の白い湯流れとなって大船川に注いでいる。
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 石灰華から数m下流の墳泉塔は無残にも上半分が欠落していた。よほど強い力が加わらなければこのような姿にならないはずだが。
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 平成19年5月当時の墳泉塔は小さいながらも先が尖っていた。
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 気を取り直して、計測してみる。泉温88.0℃、pH6.9。
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 大船川沿いの泉源の中では最も高温である。
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 湯浴みに適した湯壷に源泉と沢水が混ざって適温になっている。
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 湯壷の中ほどで、湯温43.3℃、pH7.0。ワイルドな野湯気分を満喫できる。