
上登別地区の道道2号沿いに古びた平屋建ての赤い屋根が目に付く。「旅館 四季」とは近距離にあって、「旅館 四季」が移転前に営業していた施設だという。関西在住のオーナー夫妻が車に荷物を積んで、7月、8月の2ヶ月間だけ営業するという穴場的な湯宿である。
◇基本データ
■登別市上登別町42、入浴料:400円、営業期間:7月~8月、営業時間:7時~23時
2015年8月閉館


廊下の奥に進んでいくと、青い暖簾の一枚は女湯となっていて、脱衣所は別だが浴室が内部で一緒になる。混浴を想定した作りなのだろう。貸切風呂としても利用できる。一番奥の青い暖簾にも小浴室がある。空いていれば、どの浴室でも利用可能のようだ。
◇温泉分析書(休憩所掲示)
![img_11[2]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/6/5/6558bab1-s.jpg)

昭和47年6月30日作成の旧温泉分析書(左の画像)を掲示している。当時は大湯沼と奥の湯の混合泉となっている。現在、上登別地区の湯元は奥の湯に変わっている。館主は夏の間しか滞在していないせいか、登別市申請の温泉分析書が変わったことを知らないようだ。登別市関係部署に問い合わせれば、コピーを貰えると思うが・・・。「旅館四季」に掲示している新・温泉分析書(右の画像、平成6年作成)は奥の湯となっている。 配湯管理者の登別市が申請したもので、奥の湯から引いているのがわかる。平成6年8月18日に作成した温泉分析書(北海道立衛生研究所)。泉温:80.5℃(平成6年8月9日、気温:31℃)、湧出量:1500ℓ/分(自然湧出)、pH値:4.9、溶存物質:0.472g/kg、成分総計:0.558g/kg、泉質:単純硫黄温泉(硫化水素型) (弱酸性低張性高温泉)(旧泉質名:単純硫化水素泉)
◇温泉成分に影響を与える項目
2015年8月閉館


廊下の奥に進んでいくと、青い暖簾の一枚は女湯となっていて、脱衣所は別だが浴室が内部で一緒になる。混浴を想定した作りなのだろう。貸切風呂としても利用できる。一番奥の青い暖簾にも小浴室がある。空いていれば、どの浴室でも利用可能のようだ。
◇温泉分析書(休憩所掲示)
![img_11[2]](https://livedoor.blogimg.jp/t2412/imgs/6/5/6558bab1-s.jpg)

昭和47年6月30日作成の旧温泉分析書(左の画像)を掲示している。当時は大湯沼と奥の湯の混合泉となっている。現在、上登別地区の湯元は奥の湯に変わっている。館主は夏の間しか滞在していないせいか、登別市申請の温泉分析書が変わったことを知らないようだ。登別市関係部署に問い合わせれば、コピーを貰えると思うが・・・。「旅館四季」に掲示している新・温泉分析書(右の画像、平成6年作成)は奥の湯となっている。 配湯管理者の登別市が申請したもので、奥の湯から引いているのがわかる。平成6年8月18日に作成した温泉分析書(北海道立衛生研究所)。泉温:80.5℃(平成6年8月9日、気温:31℃)、湧出量:1500ℓ/分(自然湧出)、pH値:4.9、溶存物質:0.472g/kg、成分総計:0.558g/kg、泉質:単純硫黄温泉(硫化水素型) (弱酸性低張性高温泉)(旧泉質名:単純硫化水素泉)
◇温泉成分に影響を与える項目
・特に掲示はないが、湯張り時に加水しているようだ。
◇内風呂・浴室A

男女別の脱衣所がある浴室Aは板張りの浴室に、大きめのポリバス、シャワー付カラン2台、シャンプー・ボディソープ完備。

ポリバスに微灰色ほとんど透明の湯が張られている。湯口から51.2℃(8月18日計測時以下略)、pH3.3(サンプル採取後、50℃以下でpH計測)の源泉が約10ℓ/ほど注いでいる。知覚的には、弱硫化水素臭、微弱塩味。

湯船の中ほどで、湯温39.5℃、pH3.2を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。加水蛇口があり、湯客が加水する可能性有り。源泉(加水)かけ流しと査定。露天風呂と違って滞留時間が短いせいか、ほとんど透明に近い。
◇内風呂・浴室B


浴室Aよりも狭い浴室でプライベート性が高い貸切風呂。浴室Aが混んでいて、こちらに案内される場合があるかも。小さめの浴室に小さいポリバス。シャワー付カラン2台、シャンプー・ボディソープ完備。


ポリバスに微灰色ほとんど透明の湯が張られている。湯蛇口から51.2℃、pH3.3の源泉が約10ℓ/分ほど注いでいる。知覚的にはA浴室に準ずる。

湯船の中ほどで、湯音41.4℃、pH3.2を計測。加水蛇口があり湯客が加水する可能性あり。源泉(加水)かけ流しと査定。家族風呂の雰囲気だ。
◇露天風呂(混浴)

露天風呂には脱衣所はないので、内風呂の脱衣所で衣服を脱いでタオルで隠しながらそのまま直行。もちろん、露天風呂は混浴である。看板に源泉は奥の湯・大湯沼混合と書いているが、それは平成6年以前の話だ。「北海道における地熱・温泉利用の現状」(2007年版、北海道立地質研究所)でチェックしても、上登別地区温泉分譲地にある「新登別温泉荘」、「旅館いわた」「旅館四季」、一般家庭×25軒、「報徳寺」含む)は奥の湯を利用とある。登別市申請の温泉分析書(平成6年)では、源泉は大湯沼・奥の湯混合から奥の湯に変わっている。登別市が奥の湯から源泉を引いて、貯湯タンクから分譲地に配湯しているので、「新登別温泉荘」だけ混合で配湯しているとは考えられない。


露天風呂は、入り口から楕円形の大浴槽、四角い小浴槽、新しくできたポリパスを配置している。日除けのパラソルが並び、紫陽花が咲き誇っていた。
・大浴槽

セメントで固められた楕円形の大浴槽は灰白色を帯びた濁り湯で透明度は低い。まるで、湯沼のようだ。湯口管が下向きに湯中に伸びている。53.0℃、pH3.3の源泉が約20ℓ/分ほどに調整されて注いでいる。知覚的には、鈍い硫化水素臭、微弱塩味。


湯船の中ほどで、湯温39.7℃、pH3.2を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。営業中は源泉100%のかけ流しで提供している。湯張りしてからかなり日数が経っているようで、どろりとした浴感に弱めのつるすべ感の肌触りが印象的だ。
・小浴槽


四角形のセメントで塗り固めた小浴槽。灰白色を帯びた濁り湯。湯蛇口から51.2℃、pH3.2の源泉が約10ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、大浴槽に準ずる。


湯船の中ほどで、湯40.0℃、pH3.2を計測。溢れた湯は大浴槽に流れていく。営業中は源泉100%かけ流しと査定。どろり感とさらり感の中間ぐらいの浴感。
・ポリバス


1年前に設置した一人用ポリバス。微灰色を帯びた微濁の湯。湯蛇口から51.2℃、pH3.2の源泉が約10ℓ/ほど注いでいる。知覚的には、鈍い硫化水素臭、微弱塩味。

湯船の中ほどで、湯温40.0℃、pH3.2を計測。入浴したときにオーバーフローする。営業時間中は源泉100%かけ流しと査定。さらりとした浴感である。
◇内風呂・浴室A

男女別の脱衣所がある浴室Aは板張りの浴室に、大きめのポリバス、シャワー付カラン2台、シャンプー・ボディソープ完備。

ポリバスに微灰色ほとんど透明の湯が張られている。湯口から51.2℃(8月18日計測時以下略)、pH3.3(サンプル採取後、50℃以下でpH計測)の源泉が約10ℓ/ほど注いでいる。知覚的には、弱硫化水素臭、微弱塩味。

湯船の中ほどで、湯温39.5℃、pH3.2を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。加水蛇口があり、湯客が加水する可能性有り。源泉(加水)かけ流しと査定。露天風呂と違って滞留時間が短いせいか、ほとんど透明に近い。
◇内風呂・浴室B


浴室Aよりも狭い浴室でプライベート性が高い貸切風呂。浴室Aが混んでいて、こちらに案内される場合があるかも。小さめの浴室に小さいポリバス。シャワー付カラン2台、シャンプー・ボディソープ完備。


ポリバスに微灰色ほとんど透明の湯が張られている。湯蛇口から51.2℃、pH3.3の源泉が約10ℓ/分ほど注いでいる。知覚的にはA浴室に準ずる。

湯船の中ほどで、湯音41.4℃、pH3.2を計測。加水蛇口があり湯客が加水する可能性あり。源泉(加水)かけ流しと査定。家族風呂の雰囲気だ。
◇露天風呂(混浴)

露天風呂には脱衣所はないので、内風呂の脱衣所で衣服を脱いでタオルで隠しながらそのまま直行。もちろん、露天風呂は混浴である。看板に源泉は奥の湯・大湯沼混合と書いているが、それは平成6年以前の話だ。「北海道における地熱・温泉利用の現状」(2007年版、北海道立地質研究所)でチェックしても、上登別地区温泉分譲地にある「新登別温泉荘」、「旅館いわた」「旅館四季」、一般家庭×25軒、「報徳寺」含む)は奥の湯を利用とある。登別市申請の温泉分析書(平成6年)では、源泉は大湯沼・奥の湯混合から奥の湯に変わっている。登別市が奥の湯から源泉を引いて、貯湯タンクから分譲地に配湯しているので、「新登別温泉荘」だけ混合で配湯しているとは考えられない。


露天風呂は、入り口から楕円形の大浴槽、四角い小浴槽、新しくできたポリパスを配置している。日除けのパラソルが並び、紫陽花が咲き誇っていた。
・大浴槽

セメントで固められた楕円形の大浴槽は灰白色を帯びた濁り湯で透明度は低い。まるで、湯沼のようだ。湯口管が下向きに湯中に伸びている。53.0℃、pH3.3の源泉が約20ℓ/分ほどに調整されて注いでいる。知覚的には、鈍い硫化水素臭、微弱塩味。


湯船の中ほどで、湯温39.7℃、pH3.2を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。営業中は源泉100%のかけ流しで提供している。湯張りしてからかなり日数が経っているようで、どろりとした浴感に弱めのつるすべ感の肌触りが印象的だ。
・小浴槽


四角形のセメントで塗り固めた小浴槽。灰白色を帯びた濁り湯。湯蛇口から51.2℃、pH3.2の源泉が約10ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、大浴槽に準ずる。


湯船の中ほどで、湯40.0℃、pH3.2を計測。溢れた湯は大浴槽に流れていく。営業中は源泉100%かけ流しと査定。どろり感とさらり感の中間ぐらいの浴感。
・ポリバス


1年前に設置した一人用ポリバス。微灰色を帯びた微濁の湯。湯蛇口から51.2℃、pH3.2の源泉が約10ℓ/ほど注いでいる。知覚的には、鈍い硫化水素臭、微弱塩味。

湯船の中ほどで、湯温40.0℃、pH3.2を計測。入浴したときにオーバーフローする。営業時間中は源泉100%かけ流しと査定。さらりとした浴感である。
コメント