然別峡野湯群をORP計測してみた。前篇は、2013/6/4の11時30分~13時30分にかけて計測した野湯を取り上げてみた。

◇メノコの湯

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 シーズン中は清掃されていて入浴条件は良好。湯が抜かれていることもある。
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 湯温度45.5℃、pH6.5、ORP値-225mv。

◇ペニチカの湯
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 加水レバーは閉じていて、激熱の状態。加水しないと入浴は無理。
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 湯温度53.5℃、pH7.2、ORP値18mv(ORP計の測定許容温度が50度までなので、ミニボトルで採水し、50℃に低下してから計測)。

◇崖下の湯
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 緑藻が浮かんでいて躊躇するが、適温である。
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 湯温度42.8℃、pH6.7、ORP値-252mv。

◇ダム下の湯
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 湯底に敷石が置かれて、清掃状態は良く適温である。排湯口のストッパーがはずされている場合あり。
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 湯温度42.7℃、pH7.0、ORP値-8mv。

◇キヌプの湯
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 緑藻が繁殖している。ヘドロが堆積し、かなり汚れている。ヘドロを除去して、川水を投入しないと入るのは難しい。
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 湯温度51.2℃、pH6.8、ORP値-148mv(ミニボトルで採水し、50℃に低下してから計測)。

◇シリオパの湯
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 黄褐色の湯の華がヘドロ状に堆積している。湯温は低い。
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  湯温度30.9℃、pH6.0、ORP値43mv。湯色が緑色だと第一鉄イオン(Fe2+)、黄褐色だと第二鉄イオン(Fe3+)が優勢らしい。

◇電位-pH図
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算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあり、温泉としての鮮度は良好である。
 酸化還元電位は、水中に含まれる酸化性物質(溶存酸素、第二鉄イオンなど)と還元性物質(可溶性有機物、第一鉄イオン、可溶性硫化物など)の平衡状態で数値が変動すると云われている。これによると、メノコの湯、崖下の湯は硫化水素イオン(HS-)、キヌプの湯は有機物性のヘドロが影響していると推測できる。シリオパの湯のORPが他よりも高いのは第二鉄イオンの影響なのかもしれない。

然別峡野湯群にてORP計測 後篇に続く。