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 シラルトロ湖を左に見ながら国道391号を北上。案内看板のところで左折して道道959号(シラルトロ線)を約2.5km走行すると、「憩いの家かや沼」に到着。
 昭和47年(1972)、標茶町は茅沼駅東側の16.5ヘクタールを公園用地として買収。昭和50年(1975)12月、深度1100m(ストレーナー深度580m~1100m)で46℃の温泉が湧出する(地質研コード223-009、現在未利用)。昭和53年(1978)10月、一大休養ゾーンの目玉として、温泉保養施設「釧路湿原パーク・憩いの家かや沼」を開業する。さらに、平成5年(1993)12月には新館が完成。平成7年(1995)3月には、深度1002m(ストレーナー深度599m~1002m)で2号井(地質研コード223-028)を掘り当て、浴用利用する。指定管理者の標茶町観光開発公社が運営している。

●参考資料
「標茶町史 通史編 第3巻」(平成18年発行)
「北海道地熱・温泉ボーリング井データ集~1990」(北海道立地下資源調査所)
「北海道地熱・温泉ボーリング井データ集:1991~1995」北海道立地下資源調查所)
「北海道地熱・温泉ボーリング井データ集および索引図(統合版)DVD」(北海道立地質研究所) 

◇基本データ
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■ 標茶町字コッタロ原野茅沼、入浴料400円、9時30分~23時(OS10時30分、月・水・金は11時~)


2019/3/28、釧路地裁に破産手続きの申し立てを行い、破産手続き開始。

◇宿泊
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 じゃらんビジネス&ぶらり旅~震災復興応援2食付プラン(税込5000円)で一宿。本館和室6畳、トイレ・洗面所共同、チェックイン15時~19時、チェックアウト~10時。日・火・木に宿泊の場合:清掃のため翌朝7時30分まで、他の曜日に宿泊の場合:翌朝10時まで入浴可。

◇食事
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 食事はレストランで頂く。

・夕食

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 夕食は、刺身、とり貝のオーブン焼き、わかさぎの天ぷら、豚肉の生姜焼き、かき揚げ天ぷら、小鉢、ご飯お櫃、味噌汁、漬物が付く。2食付きで5000円は安い。ボリュームがあって、中ジョッキ生(550円)で腹一杯になった。

・朝食

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  朝食は和定食。納豆・海苔・牛乳・コーヒーはセルフサービス
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 新館側の廊下に向かってすぐ大浴場入口がある。コインロッカー(100円リターン式)有り。

◇温泉分析書(受付横掲示)
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 以前は脱衣所にあったが、現在はカウンター側にあって探すのに苦労した。 
 平成17年7月27日に作成した温泉分析書(ホクカン環境化学分析センター)。泉温:47.0℃(気温:24℃)、pH:7.8、湧出量:610ℓ/分(動力揚湯)、溶存物質:9.745g/kg、成分総計:9.765g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物泉(等張性弱アルカリ性高温泉)(旧泉質名:食塩泉)

◇温泉成分に影響を与える項目
 以前は脱衣所に下記のような掲示が張ってあったが、なぜか取り外している。
・温泉大浴場は源泉を100%掛け流しで利用している。岩風呂、打たせ湯については、若干加水して調整している。

◇内風呂(男湯)
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 広々したタイル張りの浴室に、源泉の湯、癒しの湯、打たせ湯、岩風呂を配置。シャワー付カラン12台、シャンプー・ボディソープ完備。

・源泉の湯
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 源泉の湯はほぼ無色透明で、手前側が浅湯になっている。源泉槽から階段状に約30ℓ/分流れ落ちている。知覚的には、微弱モール臭、塩味。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。やや熱めだが、つるすべ感あり。シラルトロ湖は海跡湖ともいわれ、温泉は化石海水型温泉の可能性が高いようだ。
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2014/4/4、16時20分~17時、浴槽内でORP計測。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度46.9℃、pH値7.6、ORP値は-170mvに収束した。
浴槽:温度43.7℃、pH値7.8、ORP値は-28mvに収束した。

・癒しの湯
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 癒しの湯はほぼ無色透明の高温湯。約30ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には源泉の湯に準ずる。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%かけ流しと査定。かなりの熱湯で、癒しの湯というネーミングが相応しいのか疑問に思ってしまう。
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2014/4/4、16時20分~17時、浴槽内でORP計測。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度47.2℃、pH値7.6、ORP値は-174mvに収束した。
浴槽:温度45.9℃、pH値7.6、ORP値は-77mvに収束した。

・打たせ湯
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 一条の打たせ湯が落水している。
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2014/4/4、16時20分~17時、浴槽内でORP計測。加水掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
打たせ湯:温度41.2℃、pH値7.8、ORP値は-52mvに収束した。

・岩風呂
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 岩を配したほぼ無色透明の湯。湯口から約30ℓ/ほど滝状に流れている。知覚的には、ほとんど無臭、塩味。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。壁面に源泉100%の掲示があって紛らわしいが、加水掛け流しと査定。丁度良い湯加減である。
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2014/4/4、16時20分~17時、浴槽内でORP計測。加水掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度41.7℃、pH値7.7、ORP値は-67mvに収束した。
浴槽:温度40.0℃、pH値7.8、ORP値は-14mvに収束した。

◇露天風呂
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 深夜から雨が雪に変わる。雪景色の中、木々の隙間からシラルトロ湖を望める。檜の丸太で造った露天風呂。湯はほぼ無色透明。湯口から約30ℓ/分注いでいる。知覚的には、微弱モール臭、塩味。溢れた湯は湯中の排湯管から排湯している。
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 平成17年10月当時の露天風呂は床が板張りで、丸太の柱が立っていた。
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 つるすべ感が優勢だが、長く入っていると食塩泉らしいキシキシ感も現れてくる。風呂から上がった後は、かなりの発汗作用がある。
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2014/4/4、16時20分~17時、浴槽内でORP計測。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度46.8℃、pH値7.6、ORP値は-174mvに収束した。
浴槽:温度42.0℃、pH値7.7、ORP値は-49mvに収束した。

◇電位-pH図
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算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系に属し、温泉の鮮度は良好である。

・源泉の湯AI(△)(エージングの進行度mv)
 ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×7.8)×1000=473.4
 AI(△)=473.4-165≒308