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 標茶市街から鶴居国道(274号)に入って約7.5km走行すると案内看板が目に入る。矢印方向に進む。
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 約600m進むと「オーロラファームヴィレッジ」のゲートに着く。
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 未舗装の曲がりくねった山道を上って行く。
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 ゲートから約1kmのところで二股に分かれる。左からも行けるが、右の坂を下っていく。
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 30万坪の広大な敷地に、キャンプ場、ログハウス、コテージを配置している。会員制の自然体験村だが、ビジターも利用できる。D型ハウスの管理棟が受付になっている。
 平成3(1991)年、コペル(本社東京)が山林300ヘクタールを利用して「オーロラリゾート&ゴルフクラブ」のリゾート開発を目指すも、バブル崩壊、釧路沖地震で造成計画を断念。平成7(1995)年、倒産したコペル関連の(株)オーロラファームが自然体験村を開村。平成9(1997)年、温泉掘削に成功した。平成14(2002)年頃、(株)朋璋が経営を引き継ぐ。

●参考資料
「標茶町史 通史編 第3巻」
「北海道地熱 ・温泉ボーリング井データ集1996~2000」(北海道立地質研究所)

◇基本データ
■ 標茶町字栄219-1、入村料(入浴料)500円、営業時間:10時~18時、毎週火曜日定休、冬期休業(12月1日~GW直前)。

公式HP


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 管理棟の中では食事も提供している。
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 ゴルフ場で使用されたカートが置いてある。
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 温泉施設に向かう途中、右手にコテージが並んでいる。
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 車で温泉棟に向かう。管理棟から約300mの距離に湯小屋が現れる。

◇温泉分析書(男女別浴舎掲示)
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左2022/10/6撮、右:2006年5月撮
 平成20年2月14日作成した温泉分析書(太平洋総合コンサルタント)。泉温:43.6℃(気温:-1℃)、pH値:9.4、湧出量:94ℓ/分(自噴)、溶存物質:0.260g/kg、成分総計:0.260g/kg、泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:単純温泉)

オーロラ源泉(地質研コード223-030):平成9(1997)年掘削、深度1,200m掘削(ストレーナー深度812m~1200m)。
 湧出量が平成9年の350ℓ/分から平成20年には94ℓ/分に減少している。

◇温泉成分に影響を与える項目
・4項目該当なし。源泉100%掛け流し。

◇混浴大露天風呂
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 掘立小屋のような浴舎。
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 脱衣所は男女別に分かれている。
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 狭い脱衣所に脱衣かごが置いてある。
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 屋根付きの露天風呂。浴槽は木造りで結構広い。通路の奥に洗い場もある。 壁のない開放した空間から自然林の景色が飛び込んでくる。 
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 コーヒー色半透明の湯。湯口から約20/分注湯している。知覚的には、モール臭・たまご臭、微弱塩味。もう一箇所の湯口は注湯なし。洗い場の蛇口に繋いだホースからも湯船に約10ℓ/分投入している。モール系特有のぬるぬるした浴感と泡付きも体感できる。単純温泉にしては、保湿成分メタ珪酸の割合が多い。
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2014/5/8、9時50分~10時30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで受け流し)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度44.2℃、pH9.2、ORP値は-227mvに収束した。
浴槽:温度41.0℃、pH9.3、ORP値は-140mvに収束した。
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2022/10/6、12時50分~13時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度43.5℃、pH9.23、ORP値は-367mvに収束した。
浴槽:温度40.4℃、pH9.18、ORP値は-125mvに収束した。

◇男女別温泉棟
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 平成20(2008)年12月に完成した2棟の温泉棟。手前が女湯で奥が男湯。

◇男女別1棟の温泉棟(平成18年当時のログハウス)  
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  平成18(2006)年5月当時の男女別温泉棟。ログハウス棟の左が男湯内風呂、右が女湯内風呂。
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  女湯内風呂から女露天風呂(画像右)に出入りできるが、男露天風呂(画像左)は、一旦外に出てから露天風呂に向かうという煩わしさがあった。

◇男湯温泉棟
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奥側の男湯温泉棟
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 ドアを開けてすぐ脱衣所がある。壁に温泉分析書を掲示。

◇内風呂(男湯)
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 シャワー付きカランがある。
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  こじんまりした岩風呂にコーヒー色半透明の湯。湯の表面に白い気泡が浮く。湯口から約10ℓ/分注湯。知覚的には、モール臭・たまご臭、微弱塩味。
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 泡付きも見られる。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。ちょうど良い湯加減で、モール系のぬるぬる感は秀逸。
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2014/5/8、9時50分~10時30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで受け流し)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。 
湯口:温度44.1℃、pH9.1、ORP値は-225mvに収束した。
浴槽:温度42.1℃、pH9.4、ORP値は-126mvに収束した。
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2022/10/6、13時5分~13時20分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度43.5℃、pH9.18、ORP値は-399mvに収束した。
浴槽:温度40.8℃、pH9.09、ORP値は-106mvに収束した。

◇露天風呂(男湯)
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 内風呂ドアから露天風呂に出る。露天風呂は中温湯、低温湯の2槽ある。2014年の再湯時、低温湯は空だった。

・中温湯
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 ステンレス製の小さな箱型の浴槽にコーヒー色半透明の湯。注湯量は約10ℓ/分。知覚的には内風呂に準ずる。溢れた湯は排湯口から隣の低温湯に排湯している。自然に包まれた露天風呂はすばらしい。
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2014/5/8、9時30分~10時30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで受け流し)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度44.1℃、pH9.1、ORP値は-213mvに収束した。
浴槽:温度41.8℃、pH9.1、ORP値は-150mvに収束した。
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2022/10/6、13時5分~13時20分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度43.3℃、pH9.14、ORP値は-367mvに収束した。
浴槽:温度41.4℃、pH9.03、ORP値は-151mvに収束した。

・低温湯
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内部はステンレス製の浴槽。中温湯の排湯口から湯が流れてくる。ぬるめの湯で長湯に向いている。溢れた湯は犬専用温泉に排湯している。
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2022/10/6、13時5分~13時20分、浴槽内でORP計測。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
浴槽:温度39.7℃、pH9.08、ORP値は-92mvに収束した。

◇犬専用温泉
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犬専用温泉はステンレス製で2槽ある。

◇遊離残留塩素測定
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2022/10/6、13時25分頃、男湯・内風呂で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.00ppmとなり、遊離残留塩素の未検出を確認した。

◇電位-pH図(2014/5/8)

キャプチャ

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあり、温泉の鮮度は良好である。

・混浴風呂AI(△)(エージングの進行度mv)
 ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×9.3)×1000=402.9
 AI(△)=402.9-55≒348

◇電位-pH図(2022/10/6)
キャプチャ

 算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあり、温泉の鮮度は良好である。

・混浴大露天風呂AI(△)(エージングの進行度mv)
 ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×9.2)×1000=407.9
 AI(△)=407.9-71≒337