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2017/3/3撮
 十勝川のいかだ下りの発起人として有名なランチョエルパソ経営者の平林英明ら若者集団が厳寒の結氷した然別湖にイグルーを作ったのは昭和57年(1981年)2月で、「然別湖コタン」と命名する。翌年、地元鹿追町の青年会が参加して規模が大きくなる。公式な初代コタン村長には菅原末治が任命される。然別湖コタン運営企画に携わっていた崎野隆一郎が実行役となり、数年の試行錯誤を乗り越えて昭和63年(1988年)に氷上露天風呂が開設された。平成2年(1990年)、然別湖ネイチャーセンターが作られ、崎野隆一郎が然別湖ネイチャーセンター初代代表と2代目コタン村長になる。崎野隆一郎が然別湖を去ってからは再び菅原末治がコタン村長に任命されている。イグルー造りには、しかりべつ湖ネイチャーセンターのスタッフ、ボランティア、自衛隊が参加している。

●参考資料
「鹿追町70年史」
然別湖コタン、クリックでオリジナルサイズ
2017/3/3撮
 然別湖の氷上にはイグルーが並んでいる。正面に見える山は天望山。くちびるのような形をしているので、別名くちびる山とも呼ばれる。
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2017/3/3撮
■利用時間:6時30分~22時、男性専用時間:18時~20時、女性専用時間:20時~22時。但し、イベントなどの理由により利用時間の変更、メンテナンス等でご利用頂けない時もある。
■公式HP
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2011/2/22撮
 中に入っていくと入り口が2箇所に分かれている。
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2011/2/22撮
 脱衣所にはマットが敷かれているが、裸足になると冷たいのでスリッパを持参したほうがベターかも。開口部から露天風呂へ。

◇温泉分析書(脱衣所掲示)
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左:2017/3/3撮 右:2011/2/22撮
平成28年10月6日に作成した温泉分析書(ホクカン環境化学分析センター)。泉温:53.9℃(気温:15℃)、湧出量:※ℓ/分(動力揚湯)、pH値:6.3、溶存物質:1.885g/kg、成分総計:2.404g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
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2011/2/22撮
 段上は観光客から丸見えの場所なので注意を要する。梯子で湯船に降りる。湯船は、直径約2m、深さ約1mのFRP製。外側を氷で覆われている。氷が解ける恐れがあるので桶は置いていない。
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2017/3/3撮
 緑褐色を帯びた濁り湯。注湯量は約20ℓ/分。知覚的には、金気微弱硫化水素臭、金気炭酸味。溢れた湯は排湯口から排湯している。源泉100%掛け流し。つるすべ感ときしきし感が拮抗している。 
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2017/3/3撮
2017/3/3、13時45分~55分、手前側の浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採取し、50℃で測定開始)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度50.2℃、pH6.4、ORP値は-256mvに収束した。
浴槽:温度43.8℃、pH6.6、ORP値は-110mvに収束した。

◇電位-pH図
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算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
還元系に属し、温泉としての鮮度は良好である。
 
・露天風呂AI(△)(エージングの進行度mv)
 ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×6.6)×1000=529.8
 AI(△)=529.8-83≒447