
足寄神社前の坂道を上がっていくと、総合体育館、陸上競技場、野球場などの施設がある。駐車場に車を止めて足湯に向かう。左手に今年7月にオープンしたふあふあドームで子供らが遊んでいた。

平成26年10月、老朽化で閉鎖していた噴水施設を整備して温泉水を利用した足湯が試験オープンし、翌年から4月下旬~10月末までの期間無料で利用された。平成28年度の里見が丘公園整備工事で屋根を設置して中央にも仕切り付きの足湯が完成。平成29年4月27日にリニューアルオープンして通年利用可能となった。温泉は昭和63年に掘削した足寄町泉源(公共用施設泉源)を使用し、温泉プール(平成6年5月完成)、足寄町総合体育館の暖房にも利用されている。


■足寄町里見が丘、利用時間:9時~日没まで
◇温泉分析書

平成21年11月10日に作成した温泉分析書(太平洋総合コンサルタント)、泉温:56.4℃(気温:4℃)、湧出量:※ℓ/分(動力揚湯)、pH値:8.2、溶存物質:2.612g/kg、成分総計:2.612g/kg、泉質:ナトリウム・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質:弱食塩泉) 「北海道地熱 ・温泉ボーリング井データ集~1990」によると、足寄町泉源(地質研コード219-001、1988年掘削、深度1202.7m、湧出量596ℓ/分(エアーリフト)、160ℓ/分(自噴)。
◇温泉成分に影響を与える項目
・衛生管理の為、塩素系薬剤を使用している。


外周と中央部分にも足湯がある。外周の湯口は4箇所で溢れた湯は排湯口から排湯している。ほとんど無色透明の湯。知覚的には微弱モール臭・微弱塩味。



2017/8/15、13時50分~16時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採取)。源泉掛け流しで、塩素系薬剤使用表示。
湯口:温度47.8℃、pH8.3、ORP値は140mvに収束した。
浴槽:温度38.2℃、pH8.5、ORP値は143mvに収束した。
◇電位-pH図

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
還元系に属し、温泉としての鮮度は普通に良好である。塩素系薬剤が微量で、源泉掛け流しの影響と思われる。
・外周浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.5)×1000=440.5
AI(△)=440.5-340≒101
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