
函館から全国にホテル・旅館を展開するホテルテトラグループは、休業中だった日本郵政の宿泊施設「かんぽの宿十勝川」を買収・改装し、平成29(2017)年12月8日、「ホテルテトラリゾート十勝川」がオープンした。「かんぽの宿十勝川」は自家源泉を所有していたが、平成4(1992)年12月、十勝川温泉集中管理システムに参加し既存の自家源泉を閉鎖した。「ホテルテトラリゾート十勝川」は十勝川温泉集中管理システムに参加せず、閉鎖していた自家源泉(冷鉱泉)を利用することにした。自家源泉は十勝川温泉のようなモール温泉ではない。十勝川温泉は地域団体商標登されているので、十勝川温泉旅館協同組合の許可なく十勝川温泉名を使用することはできない。住所地は十勝川温泉北9丁目にあるが、十勝川温泉を冠してアピールできないようだ。そのためか、ホテルテトラ帯広温泉が温泉名になっている。
◇基本データ



■音更町十勝川温泉北9丁目、入浴料:大人600円、日帰り営業時間:6時〜9時、11時~24時(最終受付23時)
2024/12/16現在
■公式HP
◇宿泊(2020年12月)
じゃらんプラン名十勝管内在住者限定宿泊プラン☆こだわりの和食膳2食付き☆ 和室6畳で予約。9,500円(税込・サービス料込)-3,325円(Go To トラベル給付金、地域共通クーポン1,000円)+入湯税(150円)。チェックイン可能時間15時~18時、チェックアウト10時。


案内されたのは2階和室6畳。布団は既に敷いてある。フリーWi-Fi接続可。


トイレ・洗面所付き。
◇食事(2020年12月)


食事は1階レストラン「トカプチ」でとる。夕食時間:18時~20時30分(LO19時30分)、朝食時間:7時~9時(LO8時30分)。夕食時間は希望時間指定あり。
・夕食

和食膳。天ぷら、ご飯・そば椀は着席してからサービス。


寄せ鍋、天ぷら、焼き魚


茶碗蒸し、刺身、グラタン、酢の物、炊き込みご飯、そば椀

デザートのアイスクリーム
・朝食


使い捨て手袋着用。ビュッフェ形式で席は自由。ドリンクコーナー


サラダ、ご飯のお供、ウィンナー、スクランブルエッグ、湯豆腐など

焼きそば、肉団子、焼売、筑前煮

盛付けの一例

牛乳、ジュース、コーヒー、コーンフレーク、お汁粉
◇宿泊(2022年2月)
じゃらんプラン名お値段重視のワーケーション利用歓迎☆1日5部屋限定の朝夕2食付きプラン★禁煙シングルルーム 6,650円(税込・サービス料込・入湯税込)、チェックイン可能時間15時~18時30分、チェックアウト10時。

エレベーターで3階へ


案内されたのは3階シングルルーム


フリーWi-Fi利用可


バス・トイレ付き。
◇食事(2022年2月)


食事は1階レストラン「トカプチ」でとる。夕食:18時~19時30分(最終入場)、朝食:7時~8時30分(最終入場)。夕食、朝食とも希望時間指定あり。

受付でもらった食事券を提出
・夕食

夕食は日替わり定食。低価格プランなので品数は少ない。寄せ鍋は煮えるまで時間がかかって手持ち無沙汰になる。


豚肉寄せ鍋と春巻き
・朝食


使い捨て手袋着用。ビュッフェ形式で席は自由


サラダ、焼き魚・きんぴら・たまご焼き・たらこなど


肉団子・肉じゃが・スクランブルエッグ、焼きそば、チキンソテー、湯豆腐など


ヨーグルト、お汁粉、ドリンク

盛付けの一例


カレーと焼きそば

牛乳、ジュース、コーヒー、コーンフレーク、お汁粉、フルーツヨーグルト
◇宿泊(2024年12月)
じゃらんプラン名 【朝夕2食付き】十勝の食材で地産地消にこだわった季節の2食付きプラン(スタンダードプラン)禁煙シングルルームで予約。12,500円(税込・サービス料込)+150円(入湯税)、チェックイン可能時間15時~19時、チェックアウト10時。

エレベーターで3階へ


案内されたのは3階シングルルーム


フリーWi-Fi利用可


バス・トイレ付き
◇食事(2024年12月)
夕食は18時~19時30分(最終入場)、朝食は7時~8時30分(最終入場)。夕食、朝食とも希望時間指定あり。

食事券を提出
・夕食


急遽、夕食は部屋食に変更になった。膳は机と置台に置いてもらう。食べ終わったら客室前に置いた配膳ワゴンに膳を置いてフロントに電話する。


寄せ鍋、刺身


グラタン、天婦羅


白身魚と野菜炒め、きのこの煮物

デザート
・朝食


朝食はレストラン「トカプチ」でとる。

ビュッフェ形式で席は自由。


サラダ、卵焼き・焼魚・たらこ・きんぴらなど。


焼きそば・肉団子、ウィンナー・スクランブルエッグ


卵・納豆、カレー・筑前煮・バターコーン


湯豆腐、パン


ドリンク、カクテルフルーツ・ヨーグルト

お汁粉

盛り付けの一例

ヨーグルト、パン、お汁粉、ジュース、牛乳、コーヒー
■大浴場

大浴場に向かう途中、ガラス越しに中庭が見える。



脱衣所前に貴重品ロッカー有り。宿泊客は15時~24時、翌朝5時30分~9時まで利用可。
◇温泉分析書

平成29年11月21日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:22.7℃(気温:20℃)、湧出量:250ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.7、溶存物質:0.434g/kg、成分総計:0.468g/kg、泉質:冷鉱泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)(旧泉質名:冷鉱泉)、腐植質検出せず。
メタ珪酸が50mg以上で温泉に適合。自然湧出とあるが、ボーリングしているので自噴。 「かんぽの宿十勝川」は、昭和52(1977)年に掘削完工した簡易保険保養センター泉源を使用していたが、平成4(1992)年12月から自家源泉のバルブを閉めて十勝川温泉旅館協同組合の集中管理システムに移行。「ホテルテトラリゾート十勝川」は集中管理システムに参加せず、昔使用していた自家源泉を利用する。
◇温泉成分に影響を与える項目

・衛生管理のため、循環ろ過装置を通年使用している。
・入浴に適した温度に保つため通年加温している。
・衛生管理のため塩素系薬剤を通年使用している。
◇内風呂(男湯)


2024/12/16 7:40頃撮
タイル張りの浴室に、主浴槽、打たせ湯、水風呂を配置。シャワー付カラン10台、シャンプー・リンス・ボディソープあり。
・大浴槽


2024/12/16 7:40頃撮
ほとんど無色透明の湯。階段状湯口から約20ℓ/分注湯している。知覚的には、カルキ臭、無味。夜間は結合残留塩素(クロラロミン)が増えて浴槽内のカルキ臭が強くなる傾向にある。生側壁の吐出口2箇所から循環湯が吐出し、湯底の吸込み口2箇所から湯が吸い込まれている。滑らかな肌触りがある。温泉分析書ではモール系の指標となる腐植質は含まれていない。
2020/12/5、15時20分~40分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
吐出口:43℃
湯口:温度40.8℃、pH8.44、ORP値は61mvに収束した。
浴槽:温度41.6℃、pH8.43、ORP値は83mvに収束した。



2022/2/4、15時45分~16時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
吐出口:44℃
湯口:温度41.2℃、pH8.32、ORP値は197mvに収束した。
浴槽:温度41.6℃、pH8.30、ORP値は208mvに収束した。



2024/12/15、15時10分~30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
吐出口:42℃
湯口:温度40.5℃、pH8.39、ORP値は303mvに収束した。
浴槽:温度41.3℃、pH8.34、ORP値は303mvに収束した。
・打たせ湯

2020/12/5撮
ボタンを押すと加温しない源泉が落水する。冷たいので寒い時期はきつい。

2020/12/5、19時20分~25分、浴槽内でORP計測(ミニボトルで採水)。源泉掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
打たせ湯:温度24.1℃、pH7.91、ORP値は-142mvに収束した。

2022/2/4、15時45分~16時、浴槽内でORP計測(ミニボトルで採水)。源泉掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
吐出口:43℃
湯口:温度40.8℃、pH8.44、ORP値は61mvに収束した。
浴槽:温度41.6℃、pH8.43、ORP値は83mvに収束した。



2022/2/4、15時45分~16時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
吐出口:44℃
湯口:温度41.2℃、pH8.32、ORP値は197mvに収束した。
浴槽:温度41.6℃、pH8.30、ORP値は208mvに収束した。



2024/12/15、15時10分~30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
吐出口:42℃
湯口:温度40.5℃、pH8.39、ORP値は303mvに収束した。
浴槽:温度41.3℃、pH8.34、ORP値は303mvに収束した。
・打たせ湯

2020/12/5撮
ボタンを押すと加温しない源泉が落水する。冷たいので寒い時期はきつい。

2020/12/5、19時20分~25分、浴槽内でORP計測(ミニボトルで採水)。源泉掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
打たせ湯:温度24.1℃、pH7.91、ORP値は-142mvに収束した。

2022/2/4、15時45分~16時、浴槽内でORP計測(ミニボトルで採水)。源泉掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
打たせ湯:温度23.8℃、pH7.70、ORP値は13mvに収束した。

◇露天風呂(男湯)

2024/12/16 7:40頃撮
外に出ると露天風呂とサウナを併設している。サウナは15時~23時。


2024/12/16 7:40頃撮
無色透明の湯。湯口から加温循環湯が注いでいる。知覚的には、微弱カルキ臭・無味。湯底の吸込み口2箇所から湯が吸い込まれている。夜間はカルキ臭が強めになる。



2020/12/5、15時20分~40分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
湯口:温度43.0℃、pH8.49、ORP値は121mvに収束した。
浴槽:温度41.8℃、pH8.50、ORP値は71mvに収束した。



2022/2/4、15時45分~16時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
湯口:温度43.2℃、pH8.27、ORP値は237mvに収束した。
浴槽:温度41.6℃、pH8.26、ORP値は234mvに収束した。



2024/12/15、15時10分~30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
湯口:温度44.2℃、pH7.81、ORP値は301mvに収束した。
浴槽:温度38.8℃、pH7.78、ORP値は296mvに収束した
◇遊離残留塩素測定(2020/12/5)

2020/12/5、16時頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.01ppmとなり、遊離残留塩素の検出を確認した。
◇遊離残留塩素測定(2022/2/4)

2022/2/4、16時10分頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.12ppmとなり、遊離残留塩素の検出を確認した。
◇遊離残留塩素測定(2024/12/15)

2024/12/15、15時30分頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.34ppmとなり、遊離残留塩素の検出を確認した。
◇電位-pH図(2017/12/17)

オープン当時は、現在の水風呂が小浴槽で、露天風呂は閉鎖していた。当時はカルキ臭が充満していた。
算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
塩素系薬剤使用+循環ろ過でいずれも酸化系にあり、本来還元系であるべき温泉としての特性が失われている。
・大浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×7.8)×1000=473.4
AI(△)=473.4-483≒-10
◇電位-pH図(2020/12/5)

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあり、温泉の鮮度は良好である。塩素系薬剤は極微量と思われる。
・主浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.4)×1000=445.2
AI(△)=445.2-277≒168
◇電位-pH図(2022/2/4)

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあるが、打たせ湯以外は塩素系薬剤使用+循環ろ過で平衡系に接近している。
・主浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.8)×1000=426.4
AI(△)=426.4-402≒24
◇電位-pH図(2024/12/15)

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
主浴槽と露天風呂は塩素系薬剤使用+循環ろ過でいずれも酸化系にあり、本来還元系であるべき温泉としての特性が失われている。打たせ湯は還元系にある。
2024/12/15、15時10分~30分、浴槽内でORP計測(ミニボトルで採水)。源泉掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
打たせ湯:温度23.6℃、pH7.72、ORP値は-121mvに収束した。
◇露天風呂(男湯)

2024/12/16 7:40頃撮
外に出ると露天風呂とサウナを併設している。サウナは15時~23時。


2024/12/16 7:40頃撮
無色透明の湯。湯口から加温循環湯が注いでいる。知覚的には、微弱カルキ臭・無味。湯底の吸込み口2箇所から湯が吸い込まれている。夜間はカルキ臭が強めになる。



2020/12/5、15時20分~40分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
湯口:温度43.0℃、pH8.49、ORP値は121mvに収束した。
浴槽:温度41.8℃、pH8.50、ORP値は71mvに収束した。



2022/2/4、15時45分~16時、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
湯口:温度43.2℃、pH8.27、ORP値は237mvに収束した。
浴槽:温度41.6℃、pH8.26、ORP値は234mvに収束した。



2024/12/15、15時10分~30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採水)。加温循環ろ過方式で、塩素系薬剤使用。
湯口:温度44.2℃、pH7.81、ORP値は301mvに収束した。
浴槽:温度38.8℃、pH7.78、ORP値は296mvに収束した
◇遊離残留塩素測定(2020/12/5)

2020/12/5、16時頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.01ppmとなり、遊離残留塩素の検出を確認した。
◇遊離残留塩素測定(2022/2/4)

2022/2/4、16時10分頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.12ppmとなり、遊離残留塩素の検出を確認した。
◇遊離残留塩素測定(2024/12/15)

2024/12/15、15時30分頃、主浴槽で試料をミニボトルで採取し、遊離残留塩素測定器で遊離残留塩素濃度を測定。
測定値は0.34ppmとなり、遊離残留塩素の検出を確認した。
◇電位-pH図(2017/12/17)

オープン当時は、現在の水風呂が小浴槽で、露天風呂は閉鎖していた。当時はカルキ臭が充満していた。
算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
塩素系薬剤使用+循環ろ過でいずれも酸化系にあり、本来還元系であるべき温泉としての特性が失われている。
・大浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×7.8)×1000=473.4
AI(△)=473.4-483≒-10
◇電位-pH図(2020/12/5)

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあり、温泉の鮮度は良好である。塩素系薬剤は極微量と思われる。
・主浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.4)×1000=445.2
AI(△)=445.2-277≒168
◇電位-pH図(2022/2/4)

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれも還元系にあるが、打たせ湯以外は塩素系薬剤使用+循環ろ過で平衡系に接近している。
・主浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.8)×1000=426.4
AI(△)=426.4-402≒24
◇電位-pH図(2024/12/15)

算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
・主浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.3)×1000=449.9
AI(△)=449.9-498≒-48



コメント